イタリアのレシピでよく見るq.b ってなに? 【イタリアン ロックヴィーノのブログ】

イタリアのレシピを見ているとよく出てくるフレーズに「q.b」というのがあります。これは「quant basta」の略で「お好きなだけ」とか「適量」などと訳されます。イタリア料理にはこのquant bastaの考えがとても重要。にんにくの量はqb。煮込み時間はqb。仕上げにかけるチーズはqb。最初は「適当だなぁ」と思うのですが、その適当さこそがイタリア料理の醍醐味。いい加減はいいかげんの精神が重要なのです。

日本人は杓子定規な国民性なので、レシピを見ても「○○をなんグラム」だとか「何度で何分」とか「野菜を○○ミリにカットして」と細かく指定しがちですが料理においてはそんなものは無意味だと私は思います。

イタリア料理が世界的に評価されている理由の1つは「毎日食べても食べ飽きない」味だからだと思います。これは細かい数値に囚われず、その都度その都度良い加減に調整しているから為せることなのです。

毎回味に細かいブレができるからこそ飽きないのです。最近ではなにかと「ぶれない」ことが評価されている日本ですが、料理においては敢えて「ぶれる」ことが味になるのです。

 

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