【料理紹介】全粒粉ペンネ ウサギとオリーブの軽い煮込みのソース

Ιウサギの煮込み

日本ではあまり馴染みのないウサギ肉ですがイタリアではよく料理に使われます。

肉屋やスーパーで普通に買えるし、TRATTORIAやRISTOLANTEのメニューでもよく見かけます。臭みがありそうと思われる方もいるかもしれませんが、食用に飼育されたウサギはほとんど臭みがなくあっさり。肉質は白身の肉で鶏肉に近いのですが、鶏肉よりもしっとりとしています。

 

ウサギ肉は山岳部の多いイタリアトスカーナ州でよく使われる食材です。丸ごとローストにしたり、ぶつ切りにして煮込みにしたり、詰め物をして焼いたりと、クセのない肉質のため調理法を選びません。

 

この料理ではウサギのもも肉を使用しています。にんにくとローズマリー・セージで風味づけして白ワインで煮込みました。骨つきのままで煮込むのがポイントで、骨から旨みが出ます。

Ι全粒粉のパスタ

イタリアでは、健康志向の高まりから全粒粉で作られたパスタが注目をあびています。通常の小麦粉は麦の胚乳のみが使われるのですが、全粒粉の小麦粉は胚乳に加えて表皮や胚芽まで使われます。通常の小麦が精白米だとして、全粒粉は玄米のようなものです。麦の表皮や胚芽には栄養素が多く含まれています。そのため全粒粉は美容やダイエット・健康の面でも全粒粉は支持を集めています。

 

小麦粉のカロリーが100gあたり365kCalなのに対し全粒粉は328kcal。全粒粉のほうがやや低め。食物繊維は小麦粉2.7gに対して全粒粉は11.2g。全粒粉が4倍以上多く含まれています。他にも全粒粉には小麦粉に比べてマグネシウムやビタミンB6なども多く含まれています。

 

さらに全粒粉のパスタは低GI値という特徴があります。通常のパスタはGI値65。うどんの85、食パンの91に比べると低GI値なのですが、全粒粉のパスタのGI値は50とさらに低くなります。このため、血糖値の上昇が緩やかで太りにくいといえます。

GI値とは?→http://club.panasonic.jp/diet/calorie_control/gi/

 

味としてはそばに近いです。通常のパスタに比べると「ざらついた」食感。そのためソースの絡みがいいという特徴があります。咀嚼することで味わいが増していくパスタだと思います。

 

ROCK VINO

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